マンション維持修繕ハンドブック(テキスト)ですが、第5版は、第4版に比べ、30ページほど少なくなっています。私は、両方を読み込んでみて、第4版の方が丁寧で理解し易かったと感じています。

第5版では、内容を濃くしたり、薄くしたりして、結果的にページを減らした形になっています。 ですが、ページが減った分、明らかに内容が省略されています。 過去問を理解する関係から、ここは残しておいた方が良かったのではないかと感じるところが多々あるのは、残念なところでしょう。

特に、(私の過去問解説書を利用しないで)独学でゼロから学習されている方は苦労しそうです。 過去の設問のテキストでの出題箇所をいくら探しても、ハンドブック第5版に答えは掲載されていないのですから・・・。 普通は、法改正でもない限り、そんなことがあるとは思いませんよね。 そうしたところが何か所かありますので、知らずに探していたら、大変でしょう。 今回の第5版用過去問解説書を見れば、そうした設問にはその旨も記しているので、「無いものを探す」という貴重な時間を浪費する時間は省かれるはずです。

よって、第4版をお持ちで学習をされている方は、第4版のハンドブック(テキスト)も、2019年版の第4版用の過去問解説書も、そのままご使用されての学習で問題ないと思います。

ただ一点だけ、第5版で明らかに勝るのは、ハンドブックの最初のページに出てくるグラフの「マンションの年間供給戸数とストック戸数の推移(国土交通省公表資料)」だけだと思います。第4版では、平成26年までしか掲載されていなかったものが、平成30年まで掲載されているところです。ここはテキストではなく、国土交通省のHPの最新グラフを確認しておけば大丈夫です。

なお、余談ですが、ゆえにここのところの最新データは、今度の試験で問われる可能性があると思いますので、要注意だと思っています。