合格された方の声 2021-①

昨年版の過去問対策書の最初の発売は、例年通りで(2020年)の8月からでした。今と同じで、このHPのみでの販売でしたので、ご購入を頂いた方より、直接私にお便りを頂けています。なので、今回も、これから受験される皆様のために、厳選していくつかを順次紹介してまいります。ご購入検討のご参考になれば幸いです。

S様より

マンション維持修繕技術者試験の合格通知が 届きました。 
過去問7年分を4回転解き、試験前日に過去7年分を通しで解いたのが勝因だと思います。また、過去問の「解説」を見ながら、知識を記憶に留めたことが 良かったと思います。1回目の試験で合格出来ましたこと、過去問集のお陰だと痛感し、心から感謝申し上げます。
マンション維持修繕技術者試験を目指す方がいらっしゃいましたら、この過去問集を 薦めて参ります。今後共、宜しくお願い致します。

T様より

お陰様で、この度、マンション維持修繕技術者試験に一発で合格しました。ありがとうございました。
当初、私は、協会のHPで公開されている過去問を見ましたが解答のみで解説がなく膨大なページ数のマンション維持修繕技術ハンドブック(以下、ハンドブック)を前に途方に暮れ
ていました。なお、エビングハウスの忘却曲線が示すように記憶はなかなか定着しません。従って、ハンドブック中心で幅広く覚えるのではなく、問題集中心で試験当日のアウトプット中心で行く、ハンドブックにあたっても理解できないところは問題集の枝をそのまま直前に覚える方針とし、解説が詳しい貴書を買い求めました。実際、12月初旬以降の隙間時間を利用した集中的な学習でした。
貴書問題集を解く際、正解は赤〇、不正解は青○を付し、最終的には赤〇は2回、青○は3~4回繰り返しました。練習時は6割~7割弱の正解率でしたが、青○を直前に集中して繰り返し、結果的には余裕で合格しました。
直前は、間違えた問題を枝ごと正解に書き換え、枝を覚えこみました。このことが本番で正確に枝の正解を”反射的”に見つけ出せる訓練になったと思います。
貴書における「はじめに」で書かれているとおり、ほとんど過去問だけで合格したようなものです。直前に、貴書の解説部分にマーカーした部分を読み返すだけでも2~3点はアップすると思います。
貴書の内容は必要かつ十分と考えます。
分厚いハンドブックは辞書代わりにして、解説が詳しい過去問題集をひたすら繰り返すことにより、的を絞った効率的な学習で、一発合格できました。本当にありがとうございました。

I様より

過去問集のおかげで合格することができました。私は2020年から2021年の年末年始が暇になることが想定できたため、その時間を使って何か試験勉強をしようと考えていました。マンション維持修繕技術者試験が正月明けにあることを知り、軽い気持ちで試験に申し込みをしました。

私はかつてマンション管理会社に勤務しており、管理業務主任者とマンション管理士試験に合格をしていましたが、その後は何もブラッシュアップを行っていませんでした。ただ、ある程度の知識の貯金は残っているだろうと甘く考えて、試験を受けようと思い立ちました。
試験勉強を始めるにあたり、まずは全体像を知ろうと、試験開催機関であるマンション管理業協会さんの試験対策セミナーを受講することに決めました。
ですが、このセミナーは、コロナ禍の関係でDVDに変更になり、DVDとテキストが送られてきたのが10月の中旬でした。送られてきた教材の箱から出てきたものは、800ページくらいある広辞苑のようなハンドブックで、これが試験対策テキストになっており、頼りにしていたDVDの解説も大学の先生や実務家が講義を行っているため、私にとっては「試験対策」にはなっていませんでした。何を話しているのか?もわからずに、このDVDをほとんど役に立てることができなかったのでした。こうしてこの時の試験の勉強は数分で挫折しました。
それなら過去問をやってみよう!と、過去問と解答番号表を印刷したものの、解説がないためにこれもすぐに行き詰まり、これも数分で挫折しました。
11月は仕事もあり、試験のことを忘れていましたが、12月の声をきくようになってから、民間の試験対策講座、または過去問集が売っていないものかと調べてみたところ、LECでオンデマンド講座があることと、先生の過去問集があることを知りました。

LECの講習は過去問集が判らなかったら受講をすることに決め、先生の過去問集に申し込みをしたところ、本当にすぐに送っていただけて、試験勉強に突入することができたのですが、今振り返るに、このギリギリのタイミングでありながらも、やっと勉強に入れるとなったことが非常によかったと思っています。

先生の過去問集にはテキスト参照ページが出ているので、私はまず、問題を読み、解説とテキストの参照ページを読んで、該当部分に下線を引きました。セクションごとに問題が配列されているため、集中して1つのセクションの学習ができることが大きく、また、何度も出されている箇所を把握することができました。
その作業が終わったあとは2回転目です。2回転目は問題集を実際に解いていきます。できなかった問題には欄外にチェックマークを入れ、テキストの該当箇所を読み返しました。また、「可とう系」などの意味不明な言葉はグーグルで調べることで解消できました。当たり前ですが、管理業務主任者やマンション管理士には出てこない内容も数多くあります。そのうちに暗記だけすればいい問題と、理解をかました方が暗記できる問題があることに気づきました。
コンクリートやタイル仕上げ、塗装仕上げはマル暗記であることに対し、防水はある程度の理解がないとダメ。丸暗記では対応できない、などです。防水は最後まで苦しんだのですが、「防水でどれだけ点が取れるかは合否の分かれ目」というアドバイスが問題集にあったので、諦めすに続けることができました。防水は丸暗記ではなく、暗記の前に理解ありきです。アスファルトを使った防水、ゴムの防水、シートの防水があり、それぞれの特徴を理解していくと覚えやすいのでした。アスファルト防水は歩行可能、ゴムの場合は軽歩行可能、シートは歩行できない。等。暗記しているのにできないと思った方は、理解できていない可能性があります。
シーリングも同じです。先生のアドバイスで「○○○系が使えるのはどこか?というパターンで覚えていこう!」とあったので、シリコーン系、変成シリコーン系、ポリサルファイド系、アクリル系とありますが、それぞれの特徴を理解するようにしました。この系統のシーリング材には耐久性がないのか、そうすると外壁には使えないよな?なんていう感じに。もちろん、グーグルで写真を検索して、イメージ付けも行ないました。

問題集を何回転か行なううちに、テキストもだんだんと何が書いてあるのか理解できるようになりました。また、よく間違える問題に関しては文具店で学生時代に使った単語カードを買ってきて、これを使って覚えたりもしました。年末年始の休みは、家族が紅白歌合戦を見ている横で試験勉強を行ない、四半世紀以上前の大学受験のときよりも真面目に勉強をしたのではないか?と思いました。

試験会場では前後左右の人が誰も先生の問題集を使っておらず、これはしめた!と思いました。案の定、前後数人は合格発表に番号がありません。そういう訳で、最後は自慢のようになってしまいましたが、先生の問題集がなければ、合格どころか10分で試験勉強から脱落し、試験も棄権していたのではないかとすら思います。
択一式の資格試験勉強はやはり、過去問をきちんとやっていくことに尽きるなと思いました。解説付きの問題集のありがたみをこれほど感じたことはありません。ハンドブックではものの数分で私は挫折をしておりましたが、最後まで試験勉強を諦めずにできたのは、この過去問題集のおかげです。
これからこの「マンション維持修繕技術者試験」を目指す皆様には、この過去問集を強くお勧めします。私は約10年ぶりの試験勉強でしたが、おかげで1.5ヶ月の集中学習で合格をすることができました。ありがとうございました。

Follow me!