令和6年試験の記述式試験範囲【確認】

こんにちは。もうすぐ試験ですが、今回の「記述式の試験範囲」は、去る5月23日に、マンション管理業協会より、発表されています。その発表を見逃していている方もいるかも知れませんが、今一度確認しつつ、最低限、そこは押さえつつ学習を終えましょう。

■ 「記述式の試験範囲」のマンション管理業協会発表内容

① マンション管理業協会 HP「マンション管理適正評価サイト」(評価者向けページ『評価・登録業務マニュアル(第6版)』※下記に URL あり含む)

⇒ マンション管理適正評価サイト URL:https://www.mansion-evaluationsystem.org/

⇒ 評価者向けページ URL:https://www.kanrikyo.or.jp/evaluation/valuer/file/manual_version06.pdf

マンション維持修繕技術ハンドブック第6版【1.1.4 マンション管理の動き】・【2.2.5 大規模修繕工事の特徴「住みながら行う修繕工事」】

■ マンション管理業協会発表の「記述式試験の例題」

例題:2023(令和5)年度【問題47】を改編
マンションの大規模修繕工事は新築工事やオフィスの改修工事とは違い、居住者が住みながら行われるため、特別な配慮が必要である。敷地内に、大規模修繕工事を行うための現場事務所を仮設する場合の施工者の配慮について、解答欄に指定する語句に続けて、次の㋐と㋑に表記する語句を全て用いて 30 字程度で記述しなさい。㋐管理組合の意向 ㋑居住者
解答例
現場事務所の仮設は、管理組合の意向を確認しながら、居住者に配慮して計画を立てる。(30 字)

記述式の配点は、10/100点ですが、前回試験より、「足切り基準点(6点)」が設定されました。記述式平均点は、6.2点と発表されていますので、ほぼ平均点の『6点以上』が取れていないと、択一式で高得点でも、不合格となります。

記述式は、上記のように、試験範囲も限られていますし、これまでも、難しいとまでは言えない「基本的な事項」を問うものが中心ですので、ポイントは、押さえておきましょう。

ただ一方で、受験生のほぼ半数の方は、足切り基準点をクリアーするということですから、やはり合否のポイントは、択一式問題でいかに高位の得点を取れるかだと思います。

最後の追い込みに向けて、寸暇を惜しみ、しっかりと集中し、必ず合格しましょう。

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