ご購入者の皆様への直前エール

いよいよ1年に1回の試験となります。

過去問解説書をご購入された皆様におかれましては、過去7年間の問題の「Aランク、Bランク」は、試験直前までに、解ける様に完全に身に付けてしまいましょう。

恐らくほとんどは既にマスターされていると思いますが、何度も間違えてしまうところ確実にしてしまいましょう。

「C」ランクは、出題されないと思いますので、余裕がなければ、流しましょう。

それから、テキストの「図」「絵」に係るところは、意外と大事です。
時間があるなら、過去問題集だけでなく、さいごにテキストで頭に入れて行きましょう。

また、覚えにくいところなのに頻出する「各種の修繕工法」や「防水関係」「耐震関係」なども、
ライバルと差がつくポイントなので、直前に、まとめて覚えるのもひとつでしょう。

私は、「表」に係るところがとても苦手だったので、
そこは、残しておいて、試験直前のテンションの高まったところで覚えていました。
そうすると、意外と覚えられるものです。とにかく、最後の力を振り絞って、自らを追い込んで、試験直前に不思議と出てくる”潜在力”(アドレナリン)を引き出しましょう。

法律関係や、「標準管理規約」については、
別途、目を通しておく必要がありますが、
他の法律は、過去問程度は覚えるとして、大きく手を広げる必要はありません。

試験は、全員が勉強してきて受験します。
今から、試験までは、一心に、勉強に、試験に向けて集中して下さい。

過去問での取りこぼしを少しでも無くす! それが、『突破口』を大きく開くことに繋がります。

それと、このHPの過去の合格体験なども、一読して頂きまして、より一層、「合格する」という気概を高めるのもひとつです。

前日の「睡眠時間」はしっかりと確保しましょう。頭の回転が遅くなっていると、試験場までの電車の乗り換えを間違えたり、試験中も思わぬミスをすることになりますよ。

問題は1問目からで良いと思いますが、最初の問いに出てくる「マンションの普及と歴史や法制度など」は、解答に迷ってしまい、調子を崩す恐れもありますので、回答に迷ったら、最初からに拘ること無く、すぐに切り替えて後回しにしましょう。その他は、一通り順番に解いていくのが良いと思います。1問1問噛みしめながら問題を解いていき、余った時間で、100%自信のある答えの問いと、それ以外に分けて、再度見直ししつつ、おさらいしていくのが良いと思います。

迷ったときは、問題文を何度も見直しましょう。「~に限る」とか、「~でなければならない」とかは、”怪しい文章”で、正誤のカギを握っている場合がありますよ。

自分を信じて、とにかく80点(40問正解)取る意気込みで頑張ってください。

それから、管理業協会の「マンション管理適正評価制度」は、マンション維持修繕技術者にとっては、この資格のメインでは無く、付加価値になるものでしょうから、「基本的なこと」しか出題されないと思っています。

この評価制度が、マンション維持修繕技術者に求めているのは、『(仮称)維持修繕”評価者”』です。

つまり、維持修繕状況を「評価(チェック)」できる人材として活躍して欲しいと言うことでしょうから、制度としては基本的な事を知っておくことが求められ、それよりも、維持修繕のことに詳しくあって欲しいと言うことだと思います。

評価制度については、管理業協会のHP掲載の基本事項を簡単にでも理解しておきましょう。http://www.kanrikyo.or.jp/evaluation/

この中で、常識的に自然に考えれば、『何を評価するの?』の項目が、『最重要ポイント』かなと思います。

中でも、維持修繕技術者が中心となることができて、維持修繕の専門化としての能力を発揮出来るのは、②の「建築・設備」④の「耐震診断関係」のところでしょうから、ここのところのHP記載文章は、必ず頭に入れておきましょう。

過去問解説書をご購入された皆様が、冷静に全力を出し切られますことを祈っています。😀

(※試験の解答速報の掲載予定はありませんので宜しくお願い致します)

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